女子大生の感想文記録

提出物です。大学1年生。

イタリア語

「イタリア語の特徴について」

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〈名詞〉

イタリア語の名詞には性があり、男性名詞と女性名詞に分けることができる。基本的に-Oで終わるものは男性名詞-Aで終わるものは女性名詞となるが、-Eで終わるものがあったり-Oなのに女性名詞だったりと規則に当てはまらない場合もある。そして英語では複数になると最後にsがつくだけだが、イタリア語では男性名詞は-I、女性名詞は-Eと語尾が変化する。名詞自信も変化する上に名詞の性や数によって冠詞や形容詞の語尾も少しずつ違うので、英語や日本語と比較して複雑であると言える。

 

〈動詞〉

英語では動詞の活用が、現在形では三人称単数を除いてはすべて同じである。一方、イタリア語では、主語によって語形が変化する。英語で、三人称単数とその他と分けるところ、io(私は)、tu(あなたは)、lui/lei(彼/彼女/あなたは)、noi(私たちは)、voi(あなたたちは)、loro(彼ら/彼女らは)の6通りにもなる。ただare動詞、ere動詞、ire動詞というように、基本的には規則的に語尾が変化する。

 

〈冠詞〉

まず、英語と同じように不定冠詞と定冠詞に分けられる。英語の不定冠詞はaまたは後にくる名詞の読みによってanに変わるだけであるし、単数の場合にしか付けない。イタリア語では女性名詞と男性名詞に付くものが分けられているし、英語でaとanを使い分けるように読みによってつける冠詞が違うこともある。また、単数だけではなく複数名詞にも不定冠詞を付けるので、名詞がどちらの性で単数か複数なのかすぐ見分けて付けなければならない。

定冠詞についても英語ではすべてtheなのに対して、不定冠詞と同じように名詞の性、数、最初の読みによって違う定冠詞がつく。

 

〈形容詞〉

英語では基本、名詞を修飾するための形容詞は名詞の前につける。私達が使う日本語でも名詞の前である。しかしイタリア語では形容詞は名詞の後ろに置いて修飾する。例えば英語でa pretty girlとなるところ、イタリア語ではuna ragazza carinoというように、かわいいという意味のcarinoはragazzo の後ろになる。

また冠詞のように、形容詞が男性名詞を形容するか、女性名詞を形容するか、さらに形容する名詞が単数か複数かによって語尾が変わる。