さずかり婚2
22061063
「授かり婚―古くて新しい結婚の形」
〈さずかり婚とは〉
恋愛、見合いを経て結婚してから子どもをさずかる従来型ではなく、先に妊娠をしてから結婚するという形が増えたことでできた言葉。できちゃった婚、恵まれ婚、おめでた婚とも言われる。
ここ7.8年は出生数全体の約1/4がさずかり婚によるもの。
〈最近増加してきた理由〉
芸能人のさずかり婚が目立つようになり、その影響を受けて増加している。
元々はさずかり婚に近い形式の結婚が庶民にとって当たり前な時期が長かった。明治時代後半から内縁夫婦が少なくなり、それ以降一旦は「順序が逆」「世間体が悪い」と言われてきたが、また急速に受容されつつある。
➡古くて新しい結婚形態
〈歓迎されるべき?〉
⇔さずかり婚の多くは法律婚、性別役割分業のどちらも維持しようとする形態である。
様々なライフスタイルがある中でさずかり婚も受け入れられていくべきではないか。